負けないココロ 進むユウキ

妊娠・出産・育児・雑談etc 気ままblog

持病について

それはハタチ(20歳)の時でした。

自律神経失調症に伴うパニック障害を患いました。



いつも乗る電車に普段通り乗車していた時の事です。平日の日中で車内は比較的空いていた時間帯でした。



一瞬クラっとした感覚から

心臓がバクバクして冷や汗が出始め

立っているから貧血かなと思ったら

血の気が引いて倒れそうな感覚が…


焦ってしゃがみ込みました。


すると


息がしにくい!!

苦しい!!


どうしよう…なんだろう…

このまま倒れたらマズい…

とにかく次の駅で降りよう。



と思っても特別快速でなかなか着かず

汗だくになりながら耐え忍び

次の駅に着いたら必死に降車。

ベンチに滑り込んでしまいました。

カバンに入ってた水を飲み深呼吸。

呼吸もラクになってきて徐々に血流が良くなる感覚。



やっぱり貧血かな?

でもあんなに呼吸が苦しかったのは…?

あ、ぶり返すと困るから考えるのはやめよ。



回復するまでベンチでボーッとしていました。



暫くしてから、ゆっくり立ちがり

大丈夫か?と自分に自問自答。


大丈夫そう!

今のうちに帰らなきゃ。

と電車に再び乗り帰路へ。


帰り着く頃には


あれは何だったんだろう?

今は全然元気だし…

車内暑かったし、たまに出る貧血か!


と自己解決していました。



あの時が持病の前兆だったとは思いもせず

暫く何事もなく過ごしていました。


数ヶ月後に再び電車で同じ症状に襲われてしまいます。

前回と同じシチュエーションでした。

やはり快速電車に乗車中で降りなきゃ!と思ったのを覚えています。


この時に倒れてしまい…

意識が一瞬飛んで記憶が曖昧ですが

気付いたら駅員さんに介抱されていて

過呼吸を起こしていたそうです。

暫く休んで回復したので自力で帰宅しましたが。


その後からでした。

ちょっと疲れやすい様な体力がない様な。

目眩がしたり動悸がしたり。


ここまで来て病院とゆう文字が浮かび

まずは内科を受診。

血液検査、心電図、エコー

軽い貧血以外は異常なし。

疲れじゃないかと言われ様子見。


ところが再び倒れます。

仕事の朝礼中に何度か倒れてしまい

やはりおかしい!!

次は外科へ行きました。

脳波、CTも異常なし。

再度内科へ受診する様に言われる。


内科へ行くと書類を渡されました。

それは心療内科への紹介状。

どうゆう事か訳が分からず…


次へ続く。

妊娠生活と持病

検査薬で陽性が出てから3日経ったある日。

通っている婦人科へ受診。

市民病院内にある婦人科で、産婦人科も併設していてちょうど良かった✨と思っていました。



久しぶりに会った主治医に陽性反応を伝えると、そっかそっか!早速診てみよう!と内診台へ。やっぱり緊張してしまい、主治医が口を開くまで、じーっと天井を見ていました。




赤ちゃんいるよ!

心拍はまだだけど妊娠してるよ!


と主治医の言葉を聞いたら嬉しさが込み上げてきて、



マジですかー!


と、今思うと嬉しいのか、戸惑ってるのか解らない返事をしてしまったのを覚えています(笑)




エコー画面で小さな袋みたいな画像を見て、小ささに驚き、ちゃんと心臓が動きますように。と願っていた自分が居ました。




こんな感じで妊娠確定を貰えた時は約5週目。

ゴールデンウィーク明けの頃。





旦那様への報告にEメールをした帰り道はルンルンでした。

ガラケー時代が懐かしい(笑)



そして、これが

妊娠·出産への未知の世界の幕開けなのでした。

長男の妊娠。

パートに転職すると決意してから退職したのですが、自分の中で週4と決めていただけで転職先は決まってませんでした(笑)


ピルを止めたので改めて婦人科通院を開始。

※生理不順を治すのがメイン

同時にパート面接に繰り出す日々。


基礎体温も真面目に記録し、排卵と卵胞のチェックに通いました。


やはり排卵があったり無かったり…


3ヶ月ちょっと通って、これでは赤ちゃんは出来ないかもなと私も思い始めた頃でした。


新たにホルモンバランスの検査を提案され、詳しい説明を聞きました。

※内容は記憶が曖昧なので割愛(笑)

では、お願いしますと予約を取り手帳にも記入。記入したのを鮮明に覚えています。



検査まで少し間が空いていて、その間も仲良しは継続していました。



予約を取った後のある日、私の父方の祖母が危篤との知らせが入り大慌てで病院へ駆け付けました。

軽く会話する事が出来たのが最後で、そのまま祖母を看取りました。


そんな中、

おばあちゃん、結婚したのに、ひ孫見せてあげられなくてゴメンね。抱っこして欲しかったよ。ゴメンね。ゴメンね。

と無意識にひたすら泣いて謝ってる自分が居ました。

不思議な体験でしたが、

もう殆ど力がないのに私の泣き顔を見て、祖母がギューッと手を握ってくれたのです。

あの感覚は絶対に忘れません。

認知症がかなり進行していて私が誰だか解らなくなっていたのに、本当に不思議でした。


通夜、葬儀と慌ただしく過ぎ…

おばあちゃん子だった私はポッカリ穴が空いてしまって、初七日までボーッと過ごして居ました。


何気なく手帳を見たのを覚えています。

生理予定日と書かれた文字を見て、


あれ…?もう10日近く来てない…

ショックと疲れかなと思っていました。

2、3日しても生理前の気配すらなく、もしかして?と疑心暗鬼ながら検査薬を買いに行きました。私の頭は妊娠を何故か否定していて、これ以上来なかったら婦人科行かなきゃマズいと思って焦っていました(^_^;)



旦那様が帰宅する位の時間に検査薬を試してみたのを覚えています。


尿をかけた瞬間に判定するまでもなく、クッキリ陽性ラインが出てきて驚きました。

※それでも謎に判定の確定時間まで待ってた私…


びっくりする程クッキリで疑う余地はなし!!

いつ婦人科に行こうか直ぐに考えました。


冷静になって思いました。

祖母が最後のプレゼントをくれたのかなと。

あの意識レベルでギューッと握るのも不思議だったし、

直ぐに赤ちゃん来るよ!!泣くんじゃないよ!!

と祖母が教えてくれたのかなとも思ってなりませんでした。